アプライドキネシオロジーの紹介 栗原修D.C.

アプライドキネシオロジー
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栗原修 D.C.

 

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筋肉

筋肉が硬くなると
1、コリとして不快感を与える。(こり)
2、筋肉がクロスする関節に必要以上の圧力を加えて、軟骨の変性など、関節の障害を起こす。(関節炎、関節痛)
3、骨のゆがみを起こし、姿勢異常を起こす。(骨の変形、痺れ、痛み、冷え(神経血管の障害))
4、隣接する動脈、神経などに影響して、血流障害、神経症状を起こす。(痺れ、痛み、冷え)
5、関節の可動性を制限する。(運動時の障害やパフォーマンスダウン)
6、その他
このように、筋肉が硬くなると様々な障害が出ます。
それでは筋肉はなぜ硬くなるのでしょうか?

大きく分けると
1、筋肉に代謝物を運び、老廃物を運び出す血流障害(リンパを含む)
2、筋肉の緊張度をコントロールする神経機能異常

マッサージは、血流障害に有効になります。
ストレッチは、一時的に筋肉を引き延ばし、リラックスさせて血流改善が起こります。また筋肉を包む筋膜を伸ばすこともできます。
それでは神経のコントロールが正常ではない場合はどうでしょう??

答えはAKアプライドキネシオロジーです。

まず、神経機能の異常は、筋肉がどのようにして神経にコントロールされているのか、知らなければなりません。

筋肉にある神経コントロールにかかわるものは
1、筋紡錘
2、ゴルジ腱器官
3、神経線維
4、中枢神経

AKアプライドキネシオロジーでは、末梢での障害から評価していきます。
筋紡錘、ゴルジ腱、神経線維
これらは、AKにおける筋力テストにより評価が可能になります。

AKの筋力テストは、神経学的に解釈すると、少なくとも、筋肉をコントロールする神経システムが働いていることになります。

AK アプライドキネシオロジーの筋力テストにより何らかの変化が起こる場合、この神経システムに変化が起こっていることになります。

これらの変化を起こす因子を突き止め、改善していく、これがAKアプライドキネシオロジーです。

AK アプライドキネシオロジーとは

アプライドキネシオロジー(AK)の発祥

Dr.George Goodheartが1964年kendallの筋力テスト法を使って、患者の前鋸筋をテストして弱化を検出し、更に触診により起始に硬結を発見してマニピュレーション(押圧)を加えたところ、筋力の改善が観察されたことにより始まりました。勿論、起始へのマニピュレーションだけで、あらゆる筋の全ての弱化が改善するわけではなかったため、医療分野を問わず様々な理論やテクニックを適用し、筋の弱化改善のための試行錯誤が今も続いています。

骨格は、筋の収縮により姿勢保持や運動が可能になる。特に運動は神経や筋の正常な促進、抑制があって初めて正常に行われます。正常な促進と抑制が行われない運動では、筋そのもの、または関節に負荷が加わることになります。少なくとも、筋骨格系の障害では、筋の正常な抑制と促進を考えなければなりません。

しかし、筋は神経に支配されて、このような機能を果たしているため、神経機能を無視してはその機能の評価はできません。

筋の機能神経学的なテスト

AK アプライドキネシオロジーでは、筋力テストを機能神経学的な評価の道具として使用し、様々な身体機能の解明や機能異常の修正を試みています。この機能神経学的な評価を行う道具を使用することがAKテクニックに共通するもので、これに身体機能にかかわる様々な理論や仮説により身体機能異常に対して治療を加えています。医師、歯科医師、心理学者、栄養学者、神経学者、オステオパス、カイロプラクターなどあらゆる医療分野でAKのテクニックと理論が使用され、それぞれの分野から新たな理論やテクニックが日々生まれています。

AK アプライドキネシオロジーはテクニックというよりは身体機能を多角的な見方で検査して、その治療法を生み出す学問(-ology)のようなものです。

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私たちが使用する神経機能を測るテストには、腱反射、知覚異常、表在反射、病理的な反射などのテスト法があります。これらで陽性が見られる状態では病理的に重篤なケースによる陽性であり、病理的な異常よりも軽度の障害による陽性を見出すことは難しくなると思います。

AK アプライドキネシオロジーの筋力テストは理学療法で使用される筋力テストとは異なり、機能的な異常を捉えることが可能です。機能異常に対する治療は、徒手による直接的な治療が最も効果的であるため、我々にとって使用価値が高くなります。更に、病理的な異常に対する治療としても、患部以外の身体の部位の機能的な異常が原因となるケースが多いため、病理的な障害に対する間接的な治療や病理学的な障害による症状発生の抑制、代償作用の促進のための治療法を見出すためにも有効です。
アプライドキネシオロジーの筋力テストは、瞬時に起こる変化を感知することが可能です。

このため筋力テストは筋の力をテストするものではなく、筋の正常な神経学的反応を評価するものとしてとらえています。そのため、筋力テストは正確に、検査する筋の反応をとらえられるように慎重に行わなければなりません。mst neuro


AK アプライドキネシオロジーの筋機能異常に対する基本的なアプローチ

 

AK アプライドキネシオロジーの基本的なテクニックは、まず正確な筋力テストにより、機能異常(過剰促進、過剰抑制)を起こしている筋を正常な機能に回復させることです。
更に、セラピーローカリゼーション(TL)やチャレンジという検査法を筋力テストに組み合わせて、異常部位の特定、治療方法の決定などを行う。機能異常を持つ筋を回復させるテクニックは、まずAKの中で一般的に筋の機能異常を起こす原因とされる因子を検査し、筋機能異常を起こしている障害を特定すことから始まります。

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機能異常を起こす因子は、? 筋への神経(末梢)支配の障害(椎間孔以遠の部位、末梢神経拘扼を含む)

反射(各種)の異常
硬膜袖(神経外膜)の異常
経絡の不均衡
筋紡錘の異常
ゴルジ腱器官の異常
起始と停止の異常
次の段階はキネシオロジー、運動力学的な状態での筋の機能異常のテストです。

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栗原DCによるAK関連の投稿記事

椎間孔5つの因子
1、N:神経
2、NL:神経リンパ反射
3、NV:神経血管反射
4、CSF:脳脊髄液
5、AMC:経絡

正確な筋力テストに必要な要素

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筋の機能的な障害とAKのテクニック

筋の正常な緊張度(tone)は、通常、徒手医学では以下のようなばあに過緊張とみなされます。
1、触診では比較的硬い。(対側の同筋、隣接する筋との比較)
2、可動域検査で筋による制限がある。
3、姿勢分析で筋によるゆがみが起こる。

1の“触診での硬さ”は、これだけでは正確な評価になりません。

2が存在する場合、これは過緊張である可能性は高いと思いますが、正常な可動域を妨げているものですので異常な筋の緊張度が存在するか、正常な緊張度ではあるが適切な抑制が起こらないことになります。
3も過緊張が原因とは限りません。拮抗的に働く筋の収縮力の低下による可能性もあります。たとえば、右の肩があがっているような場合、僧帽筋の上部の線維が過緊張の状態にある可能性はありますが、肩を下げるような筋、たとえば広背筋(上腕骨を介してですが)の収縮力が弱い場合(緊張度が低い場合)、僧帽筋が正常な緊張度であっても肩が上に上がってしまいます。

このような場合、筋の神経システムによる緊張度のコントロールに異常がないのか調べるにはどのような方法があるでしょうか?

AK アプライドキネシオロジーでは、図のようになります。三角の中の文字(赤)に対して上から、それそれを評価するテクニックがあります。機能神経学と呼ばれるものの入り口でもあると思います。

しかしながら、これらの検査をより正確に行うためには、正確なマニュアル筋力テストが必要になります。

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